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<title>ビジスタニュース - 大熊信</title>
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<title>大熊信「生きる技術はモンハンに学べ」</title>
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<description>担当者より：ライターの大熊信さんが、大ヒット中のゲーム『モンスターハンターポータブル3rd』について論じたものです。その人気の理由や中毒性などが見えてくる内容となっておりますので、ぜひご一読ください。

更新日：2011/01/05


風俗好きの友人から聞いた話だ。...</description>
<dc:creator>bisista_news</dc:creator>
<dc:date>2011-01-05T23:00:59+09:00</dc:date>
<dc:subject>大熊信</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<b>担当者より：</b>ライターの大熊信さんが、大ヒット中のゲーム<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/B003CN64UC">『モンスターハンターポータブル3rd』</a>について論じたものです。その人気の理由や中毒性などが見えてくる内容となっておりますので、ぜひご一読ください。<br>
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<u>更新日：2011/01/05</u><br>
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風俗好きの友人から聞いた話だ。先日、彼がデリヘルで指名した女の子と世間話をしていると、その子がモンハンにはまっているという。モンハンとは人気ゲームシリーズ「モンスターハンター」の略で、彼女が夢中になっているのは2010年12月１日に発売されたPSPゲームソフト<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/B003CN64UC">『モンスターハンターポータブル3rd』</a>のことを指す。その彼女が言うには、最近常連客から指名を受け、一緒にモンハンをプレイしたそうなのだ。延長に次ぐ延長で３時間、客は大変喜んでいたとのこと。性的な意味のプレイを一切要求されなかったそうなので嘘ではないだろう。もしかしたらこれは極端な事例かもしれない。しかし今、電車で、居酒屋で、ファミレスで、ネットカフェで、そしてデリヘルでPSPを抱えている人を見かけたら、まずモンハンをプレイしていると思って間違いない。誰しもを虜にするモンハンとは一体何なのか。<br>
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シリーズ第一作となる<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/B00014N91C/">『モンスターハンター』</a>は2004年にカプコンからプレイステーション２向けに発売されたアクションゲーム。発売当時はそれほど話題にならなかったが、口コミで徐々に人気が高まり、続々とそのシリーズがリリースされた。特に2005年には携帯型ゲーム機PSPで発売された<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/B000CN09TW/">『モンスターハンターポータブル』</a>が爆発的ヒットを飛ばし、2008年に発売された<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/B000WD6YZU/">『モンスターハンターポータブル 2nd G』</a>は400万本を販売。2004年末にソニーコンピューターエンタテインメント（以下SCE）が社運をかけて発売したPSPは、2007年の時点で国内出荷台数500万本とライバル機NINTENDO DSに大きく水をあけられていた（DSはその当時販売台数1500万台）。しかしモンハンシリーズのヒットと同時に急激に売り上げを伸ばし、モンハンはSCEの危機を救ったとまでいわれている。実際日本国内でミリオンセールスを果たしたPSPソフトは<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/B000CN09TW/">『モンスターハンター ポータブル』</a>、<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/B000GWKY9Y/">『モンスターハンターポータブル 2nd』</a>、<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/B000WD6YZU/">『モンスターハンターポータブル 2nd G』</a>、そして発売から１カ月で400万本を出荷した今作<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/B003CN64UC">『モンスターハンターポータブル 3rd』</a>の４本と、全てモンハンシリーズなので大げさな話ではないだろう。<br>
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シリーズを通してその内容は、ある辺境の村で雇われた主人公が獰猛なモンスター達を狩りに行くというもの。同じモンスターと戦うゲームとしてはRPGの金字塔「ドラゴンクエスト」シリーズと様々な比較ができるだろう。ドラクエの主人公が勇者として世界を救うのに対し、モンハンは村に雇われモンスターが入らないよう撃退する傭兵だ。ドラクエの勇者は世界を飛び回るが、モンハンの主人公はその村の周辺にしか行くことができない。ドラクエの勇者が戦うのは世界を救うためだが、モンハンの主人公はお金で雇われている。ドラクエの勇者には様々な出会い、別れ、経験をするが、モンハンの主人公はモンスターを倒し、そのモンスターからはぎ取った素材で武器や防具を作り、それを持ってまたモンスターと戦う――そんな終わりなき日常がひたすら続く。<br>
<br>
ならば、そんな苦行とも思えるゲームが大ヒットした理由はなんなのか？　一つ言えるのは、我々はもう自分の力では世界を救えないことを知っているということだ。サラリーを貰って日々額に汗しながら働いている人たちが、今更勇者といわれて感情移入することができるだろうか。もちろんゲームの中でくらい夢を見させてほしいという思いもあるかもしれない。しかしもう気付いているではないか。花屋の店先に並んだいろんな花を見てもそこに自分はいない。ナンバーワンどころかオンリーワンでさえない。モンハンの主人公とはつまり我々と同じワンノブゼムの雑草なのだ。<br>
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かといって決してモンハンの世界が退屈なわけではない。ドラクエと比較すれば「ドラクエはキャラクターのレベルを上げるゲーム。モンハンはプレイヤーのレベルを上げるゲーム」といえる。レベルを上げれば大抵のモンスターを倒せるドラクエに比べ、武器の使い方やモンスターの挙動を覚えないと倒すことができないのがモンハンだ。繰り返し戦い、コツを覚え、ようやくモンスターを倒すことができる。倒したモンスターの屍を前に自らの成長を感じるのだ。学校の成績が上がったり、仕事で新しい顧客を獲得したりと、私生活において自らの成長に喜びを感じたことは誰にでもあるだろう。しかし実際はそういった経験が訪れることはめったにない。モンハンは現実に似ていて、それでいて現実よりも簡単に成長を実感できる。蠱惑的快感に彩られた恐ろしいゲームだ。<br>
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更にモンハンの中毒性を高めているのはマルチプレイの存在。PSPに搭載されている通信機能を使えば、PSPを持ち寄って人たちとプレイすることができる。わざわざデリヘルを呼ばなくても、２回我慢してプレイステーション３を買えば、インターネットを経由して世界中の人たちとプレイすることが可能だ。最近ではこのモンハンブームに乗って新宿や秋葉原にモンハンプレイヤーが集まる飲食店が現れたり、大手カラオケチェーンのシダックスがモンハン専用ルームを用意したりしている。長野の渋温泉では、温泉が出てくるゲームの世界観に合わせ街ぐるみのイベントを開催。ゲーム内の温泉は集会浴場というプレイヤーの集まる場だが、現実の温泉を使ってマルチプレイする場を演出しているわけだ。<br>
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マルチプレイといっても他のプレイヤーと対戦するわけではない。彼らは人間の何倍も大きい凶悪モンスターに、力を合わせて立ち向かう同志だ。いきすぎた個人主義や、同僚さえも蹴落とさなければいけない成果主義がはびこる社会の中で、こんなにも簡単に同志と出会うことができる珠玉の機能なのだ。実際一年ほど前に会社を辞めた私のプレイ時間が、購入から20日で150時間に迫ろうとしているのは、私が社会との接点に飢えているからだろう。決してネトゲ廃人なわけではない。<br>
<br>
もちろん現実の社会がそうであるように、同僚や仲間とのチームワークが円滑に機能するとは限らない。冒頭のデリヘル嬢は３時間モンハンをプレイした客の感想をこうおっしゃったそうだ。「独りよがりに攻めてばっかりで相手のことを考えてない。そのくせすぐ力尽きる。あっちのプレイと一緒」モンハンを口実に店外デートに誘おうとしていた友人は、これを聞き怖くなって諦めたそうだ。確かにモンハンはその人の本質を露呈させてしまう。協調性のない人間が嫌われるのは現実と一緒だ。しかしゲームの恥はかき捨て。モンハンはコミュニケーションスキルを学ぶ場にも使えるということではないだろうか。人間関係に悩みを抱える方は、一度モンハンをプレイしてみるべきだ。コミュニケーションという意味では、冷めきった関係の夫婦やカップルが一緒にプレイしてみてもいいだろう。きっとお互いの理解を深めることができるはず。モンスターに狙われたパートナーを救えば、惚れ直してくれるなんてこともあるかもしれない。<br>
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さあ共に狩りに出かけようではないか。決して廃人仲間を増やしたいわけではない。決してだ。<br>
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●大熊信（だいくま・しん）<br>
1980年、千葉県出身。<br>
ブロガー、ライター、編集者。<br>
ブログ：<a href="http://d.hatena.ne.jp/die_kuma/">ダイナミック大熊</a>]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://bisista.blogto.jp/archives/1351329.html">
<title>大熊信「ハローワーク狂詩曲」</title>
<link>http://bisista.blogto.jp/archives/1351329.html</link>
<description>担当者より：ブロガー・ライターとして活躍中の大熊信さんが、ハローワークで取材を行い、その実情について書いた原稿です。雇用や失業の問題が頻繁に語られる今、その一側面を知るうえでも参考になるかと思いますので、ぜひご一読ください。

更新日：2010/09/24


長引く不...</description>
<dc:creator>bisista_news</dc:creator>
<dc:date>2010-09-24T22:00:02+09:00</dc:date>
<dc:subject>大熊信</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<b>担当者より：</b>ブロガー・ライターとして活躍中の大熊信さんが、ハローワークで取材を行い、その実情について書いた原稿です。雇用や失業の問題が頻繁に語られる今、その一側面を知るうえでも参考になるかと思いますので、ぜひご一読ください。<br>
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<u>更新日：2010/09/24</u><br>
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長引く不況によって失業者は増え続け、総務省の発表によると2010年７月の完全失業率は5.2％。実に341万人が職を失っている状態だ。テレビや新聞では毎日のようにこの現状が報じられている。しかし、そこで取り上げられる失業者たちは話題になった派遣村に集うような人たちばかりだ。それが341万人の全てではない。この夏、東京郊外にある公共職業安定所＝ハローワークに通い、失業者の人たちから話を聞いてきた。彼らの姿を通してこの国の失業者の今を覗いてみたい。<br>
<br>
ハローワークに通う失業者にとにかく多かったのが、失業給付金を受けに来ている人だ。Ａさんも「認定日」に来ているところに声をかけた。「４か月前までデパートの靴売り場で働いていました。２年勤めたんですが上司や同僚との折り合いが悪くて退職しました」いわゆるギャル系ショップの靴売り場にいたＡさんは、度重なるいじめにあい、本人曰く「PTSD（心的外傷後ストレス障害）にかかって」退職に追い込まれたという。通院などはしていないそうだが、退職時上層部にいじめられたことを訴えたものの、結局退職理由を「自己都合」にされてしまったそうだ。<br>
<br>
失業給付金は正確には失業等給付の基本手当と呼ばれる。雇用保険の被保険者なら条件を満たせば誰でも受けられるもので、その金額と期間は仕事を辞めた理由、勤務期間、失業前６カ月の収入、年齢などによって変わる。その中で特に大事なのが退職理由。自分の意思で辞めた「自己都合」と、リストラや倒産などによる失職「会社都合」でその待遇は大きく変わる。例えば自己都合の場合、退職から３カ月たたないと給付を受けることができない。Ａさんも３カ月目でようやくハローワークに来たところだった。<br>
<br>
Ａさんは高校を卒業後美容師の専門学校に通ったものの１年で中退。その後ギャル系のアパレルショップで働き始め、先日辞めたのは３つ目の職場だった。この３カ月間は特に仕事をしておらず、彼氏と同棲しているので「“主婦業”に専念してた」そうだ。希望している職種は接客業で、携帯電話販売の仕事を中心に探しているが、先日も面接で落とされたという。「彼氏の収入が少ないので私の仕事が決まったら結婚しようって約束してるんです。だから今は頑張らなきゃ」栗色の髪と、彼氏のイニシャルなのだろうか、腕小さく彫られたＳの字のタトゥーが印象的だった。<br>
<br>
失業給付金を受ける条件として、就職したいという意思をみせなければならない。実際に就職活動をしてその活動を認めて貰う日が「認定日」だ。しかし、給付金を受ける人は必ずしも仕事を求めているわけではない。就活認定のためにハローワークに来ていたＢさん夫妻は、ベビーカーを押しながら受付を待っていた。Ｂさん夫妻は夫婦ともども失業中。子供はまだ３カ月。「お互い働いていたゴルフショップで出会いました。妻は事務で出産直前まで仕事をしていたんですが、育児休暇を渋られて辞めることに。俺もそういう会社の姿勢が許せなくて一緒に辞めました」。<br>
<br>
Ｂさん夫妻もともに自己都合退職。仕事を辞めお子さんが生まれ落ち着いたので失業給付金の申請をしにきた。しかし今のところ就職する気はない。「子供がまだ手が掛かるし仕事どころじゃないですね。だから給付金がもらえるのは正直ありがたい。今のところ俺の両親が協力してくれてますし、落ち着いたら家の仕事を手伝おうと思ってます」。<br>
<br>
Ｂさんのように就職する意思がないのに給付金を受ける人は多く、独立するまでの準備期間や、遊んでいたい人などその理由は様々だ。認定してもらえる就職活動はさほど難しいことではない。就職相談窓口で職員との面接をしたり、無料の就職セミナー、入社する気がない会社の求人に応募しても就職活動だ。注意しなければならないが就職する意思がないのに失業給付金の申請をすることは違法行為である。しかし意思という曖昧なものの有無を判断することは不可能だ。それでＢさん夫婦のような例が生まれる。<br>
<br>
Ｃさんは大きくなったお腹が目立つ31歳。「妊娠を機に前の会社を退職しました。正直、今仕事をするつもりはないですが、給付金を貰う為にきています」との由。更にＣさんは知り合いのネットショップでアルバイトをしているという。給付期間中の収入に関しては規定が厳しく、必ず申告しなければならない。申告した金額分が給付金から差し引かれる仕組みで、申告しなかった場合は不正受給とみなされ罰則規定もある。ただし抜け道もある。例えば給付日数が90日で支給金額が一日5000円の場合、４週間ごとに就職活動を認定され28日×5000円で14万円が振り込まれるわけだが、仮に認定日に行かなかった場合この28日分は繰り越しになる。つまりその28日の間で収入がある程度あった場合、あえて認定をせず収入のない月に認定を行えばいいのだ。Ｃさんはこの抜け道をうまく使いながらアルバイトをしているわけだ。<br>
<br>
ただ、Ｃさんは「仕事を辞めたほとんどの友達がアルバイトをしています。失業中は時間だけはあるから。それがばれたという話は聞いたことないですね」と言う。アルバイトはともかく、不正受給と見なされかねない行為をＣさんは「当然の権利」と主張する。今まで雇用保険として給料から天引きされてきたものを考えれば微々たるものだと。実際そう感じている受給者は多いのかもしれない。<br>
<br>
では、ハローワークは給付金目当ての利用者だけなのか。実際に就職活動に利用している人間はいないのか。38歳女性のＤさんは、勤めていた会社のあり方に疑問を感じ、転職を考え早期退職制度に応募したそうだ。「転職を考えたことがなかった頃から「ハローワーク行ってもワークにはハローできない」と聞いてましたが（笑）、まさにそんな感じです。就職相談課の方々も悪気はないんでしょうか、しょせん公務員のお役所仕事というか」Ｄさんはハローワークに期待せず、実際の就職活動は転職エージェントを利用している。ハローワークの利用はやはり給付金の申請の時だけだ。<br>
<br>
もちろんＤさんのような活動は誰にでもできることではない。「エージェントを使うには「マネジメント」「専門職種」「英語」等々、何かわかりやすいキャリア上の「売り」がないと厳しいのかもしれません」大学卒業から16年勤務し、管理職まで務めたＤさんはある意味例外かもしれないが、多くの求職者が実際の就職活動を「ハローワークの外側」でしているのは間違いない。では、本当にハローワークでは仕事にハローできないのだろうか。<br>
<br>
ハローワーク近くのコンビニ前でワンカップを飲んでいた57歳男性のＥさん。３年前まで運送会社で働いていたが腰を悪くして働けなくなってしまい、その挙句リストラされたそうだ。12年前に奥さんと離婚、慰謝料なども特になく退職後は親が残した遺産で悠々自適の独身生活を送っていた。当時はまだＥさんの年齢でも就ける仕事は色々あったため、それほど慌てることもなかった。そんな折リーマンショックが起こる。それでもEさんはのんびりしていたが、いよいよ金も底を尽きはじめ試しにハローワークに来たところ、全く仕事がなくなっていたそうだ。「仕事なんかなんもねえよ。警備員だと60歳までってところもあるけど、窓口持っていくといや～な顔されんだよ。それで申し込んでも会ってももらえねえ。面接やっても全部ダメ」。<br>
<br>
またＥさんにインターネットなどのハローワーク以外での就職活動をしたことあるか聞いたところ「考えたこともない」そうだ。ハローワークに集まる求人は職種や年齢がかなり幅広い。リクナビネクストやenジャパンなどの大手転職サービスでは60歳までの求人は探す方が大変だ。景気の悪化以前であればＥさんのような「転職活動弱者」にとって、ハローワークでの就職活動は有効だったのかもしれない。話の最後にＥさんは灰皿にタバコを押しつけながらこう言った。「ハローワークで雇ってくれりゃいいのによ」。<br>
<br>
以上のような例は341万分の幾人かでしかない。しかし今回例を挙げたのは結婚、出産、子育て、転職、還暦前という誰にでも起こりうる人生の分岐点に立った失業者たちの姿。彼らの姿から何か見えてくるものもあるはずだ。終身雇用がフィクションと化し、多くの人が明日職を失うかもわからない。憲法で勤労が義務づけられているこの国においては、それと裏表にある失業を常に覚悟する必要がある。最後にハローワークの隣にある予備校で声をかけた18歳のＦ君くんからこんな言葉を聞いた。「ハローワークに来ているあの人たちを見ていると、勉強頑張ろうって気持ちになれるんです（笑）」。彼はこの時代を生き抜いていけるのだろうか。かつて「はたらくおじさん」という教育番組があったが、「はたらけない」ということも教育するべき時代なのかもしれない。<br>
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●大熊信（だいくま・しん）<br>
1980年、千葉県出身。<br>
ブロガー、ライター、編集者。<br>
ブログ：<a href="http://d.hatena.ne.jp/die_kuma/">ダイナミック大熊</a>]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://bisista.blogto.jp/archives/1305458.html">
<title>大熊信「フィリピーナから見る日本と国際化」</title>
<link>http://bisista.blogto.jp/archives/1305458.html</link>
<description>担当者より：ブロガー・ライターの大熊信さんにフィリピーナを通して日本の国際化に関して論じていただいた原稿です。なお、漫画『愛しのアイリーン』の結末に触れておりますので、あらかじめご了承ください。

配信日：2010/05/26


2006年、日本人とフィリピン人の国際結婚...</description>
<dc:creator>bisista_news</dc:creator>
<dc:date>2010-06-01T22:44:22+09:00</dc:date>
<dc:subject>大熊信</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<b>担当者より：</b>ブロガー・ライターの大熊信さんにフィリピーナを通して日本の国際化に関して論じていただいた原稿です。なお、漫画<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/4886538002/">『愛しのアイリーン』</a>の結末に触れておりますので、あらかじめご了承ください。<br>
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<u>配信日：2010/05/26</u><br>
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2006年、日本人とフィリピン人の国際結婚件数が急激に増加し、中国人を抜いてトップに立った。90年代から日比国際結婚の数は増え続け、1992年から2007年の統計で計12万組。特に05年、06年は急激に増加し年間１万２千組にまでなった。実に日本の国際結婚の３分の１がフィリピン人になる計算だ。ただしその99%が日本人男性とフィリピン人女性、いわゆるフィリピーナとの結婚。そして2007年になると８千500組に減少し、それ以降急速に減り続けている。この極端な数字の変化はなぜ起きたのだろうか。<br>
<br>
1973年、日本は変動相場制に移行し急激な円高が起こった。それまで贅沢だった海外旅行が一般化して旅行会社はバブル状態。そんな中、旅行会社の中には大人気商材としてアジアへの買春を目当てとするツアーを組むものも登場した。ベトナム戦争以降、在留米軍に向けの性風俗産業がアジア各国で急成長しており、それを受け皿にするかたちで流行したのだ。当時は客に買春を斡旋する旅行会社があったり、“キーセン（朝鮮における高級娼婦）観光”などと呼ばれるツアーもあった。<br>
<br>
72年の戒厳令の布告以降、治安が安定し始めたフィリピンは特に人気が高かった。そして同時に円を稼ぎに来日するフィリピーナも増え始める。これがいわゆる“ジャパゆきさん”の始まり。この言葉は戦前九州の貧しい農村から東アジア、東南アジアへ娼婦として出稼ぎに行った女性「からゆきさん」からきている。確かにジャパゆきさんの買春が行われることも少なくなかったが、大多数はフィリピンパブで働く「タレント」だった。82年になってようやく旅行会社の買春斡旋を取り締まる法律ができたが、すでに日本人は陽気で人懐っこい性格のフィリピーナの虜。現地に行けないとなると今度は日本でフィリピンパブが増え始め、ジャパゆきさんは流行語にまでなったのだ。<br>
<br>
72年に興行ビザで来日したフィリピン人は570人。それが87年には３万6000人と60倍に触れ上がった。女優のルビー・モレノもそんなジャパゆきさんの一人。83年に18歳で来日した彼女は、21歳でスカウトされフィリピンパブで働きながら芸能活動をしていた。92年にドラマ『愛という名のもとに』で知名度を上げ、93年の映画『月はどっちに出ている』で日本国内の主演女優賞を総なめにした。どちらの作品でもホステス役を演じた彼女は、当時のフィリピンパブの流行を象徴する存在だ。<br>
<br>
『愛という名のもとに』で描かれたのは、「金」と「性」というかみ合わない日本人男性とフィリピーナの関係だったが、実際にはその頃からロマンスも増えていた。象徴的なのが日比の国際結婚。82年には340件だった日比結婚が92年には5825件にまで増加。90年、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した久田恵の<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/4167529025/">『フィリッピーナを愛した男たち』</a>は、そのような都市部における様々な日本人男性とフィリピーナの恋愛・結婚を描いている。<br>
<br>
さらに88年の法改正で地価が高い都市部での営業が難しくなったフィリピンパブが東北地方に広まり、それが農村部の「嫁不足」と相まって出会いの社交場になった。95年に連載が始まった新井秀樹の漫画<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/4886538002/">『愛しのアイリーン』</a>は、そんな東北の農家の一人息子岩男とフィリピン人少女アイリーンの結婚を描いた快作だ。<br>
<br>
<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/4886538002/">『愛しのアイリーン』</a>の後半、寝たきりの姑を介護するアイリーンの姿に象徴されるように、一般的に情に厚く働き者のフィリピーナは多く、なにより人懐っこい性格は異なる社会にもなじみやすい。近年、群馬のブラジル人街や東京西葛西のインド人街が話題になるが、これほど多くのフィリピン人が来日しているのにも関わらず、フィリピン人街を作った話は聞かない。フィリピーナたちは日本社会にある意味で “同化”していくのではないか。<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/4886538002/">『愛しのアイリーン』</a>ではラストシーンで夫とふたりの子供と公園で戯れるアイリーンの姿が描かれる。そこでのアイリーンは東北弁を話し、浅黒い肌以外は完全な日本人だ。<br>
<br>
2007年、過疎化が進む秋田県上小阿仁村の村長選挙で当選した小林宏晨氏は、公約に「フィリピン人女性との良縁推進」を掲げていた。実際、今の上小阿仁村では公式にフィリピン人女性との国際結婚の公募や、フィリピン人対象の日本語教室も行っている。2010年３月、上小阿仁村では僻地医療のベテラン医師が村人の嫌がらせを原因に辞意表明したことがニュースになった。それ以前にも外から来る医者が村人と確執起こし辞めてしまうことが度々あったそうだ。小林氏がそんな保守的な土地柄で、どこの国でもなくフィリピン人女性を過疎対策として考えたのは、“同化”していくフィリピーナの資質を踏まえてのことではないだろうか。<br>
<br>
これらの日比国際結婚で生まれたハーフの子供たち「ジャピーノ」は、現在日本国内に15万人以上いるといわれる。彼らのほとんどは普通の日本人名で、フィリピン語を話せず、少し濃い顔立ちくらいにしかルーツを見出すことができない。しかし最近彼らはティーン誌のモデルに多く進出し、その濃い顔立ちとスタイルの良さで人気が高い。ジャピーノたちは『愛という名のもとに』のフィリピン人像ではなく、もはや憧れの対象。彼ら90年代に生まれたジャピーノたちが10代後半を迎え社会に進出する時期を迎え、日本社会にどのような変化をもたらすのかは興味深いところ。<br>
<br>
フィリピンパブで働く日本人のエピソードを描いた瀧波ユカリの漫画<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/4063144135/">『臨死!!　江古田ちゃん』</a>が始まったのは06年。急に閉店が決まり、国に帰るフィリピーナが別れを惜しむ主人公に冗談めかして「じゃあアコ(私)とケッコンして」と言うエピソードがある。何気ない一コマだが、ここに当時のフィリピンパブをめぐる状況が詰まっている。04年、アメリカ政府は日本を人身売買要監視国に指定し、日本政府もフィリピン人への興行ビザの発行を厳しく制限した。これはイラクのフィリピン人労働者の人質事件をめぐり、フィリピン軍がイラク撤退を行ったことに対する経済制裁といわれていれる。<br>
<br>
90年から99 年のデータでは日本のフィリピン人労働者が計10億ドル以上の送金をしたというから、外貨頼りのフィリピン経済に対して十分すぎる制裁だ。親米国のフィリピンがイラク派兵に協力した結果と考えると何とも皮肉な話である。８万人を超えていた興行ビザで来日のフィリピン人は06年には8000人にまで落ち込み、フィリピンパブは慢性的な人手不足になった。<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/4063144135/">『臨死!!　江古田ちゃん』</a>の主人公がフィリピンパブで働けたのはこの人手不足を補うためだし、「ケッコンして」というのは、当時ビザを取得できなくなることを知ったたくさんフィリピーナが日本人との結婚を求めていた状況に重なる。そして冒頭の日比国際結婚が急増した原因もここにある。<br>
<br>
現在日本への出稼ぎが難しくなったフィリピーナたちは、韓国に向かっている。貿易黒字が日本を上回った韓国は彼女たちにとってもっとも魅力的な国なのだ。またオイルマネーで潤う中東でメイドをするフィリピーナも増えている。日本でもフィリピンパブに代わって上小阿仁村のような過疎集落での日比結婚推進活動が増えるかもしれない。経済や国家間の関係に翻弄され、結果として世界に広がっていく彼女たちはこの先どうなっていくのか。<br>
<br>
沖田×華の漫画<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/4896446879/">『こんなアホでも幸せになりたい』</a>では、巻末に作者の幼少期に出会ったフィリピン人少女とのエピソードが収録されている。国境のない空の雲の上、楽しそうに遊ぶふたりの姿が描かれるラストシーンに、フィリピーナたちの未来を重ねずにいられなかった。<br>
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●大熊信（だいくま・しん）<br>
1980年、千葉県出身。<br>
ブロガー、ライター、編集者。<br>
ブログ：<a href="http://d.hatena.ne.jp/die_kuma/">ダイナミック大熊</a>]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://bisista.blogto.jp/archives/1254436.html">
<title>大熊信「あなたが知らないギャルマーケットの世界」</title>
<link>http://bisista.blogto.jp/archives/1254436.html</link>
<description>担当者より：ブロガーでギャルマーケットにも明るい大熊信さんに、その動向を人気ブログを通して分析していただきました。ぜひ、ご一読ください。

配信日：2010/02/03


今、ギャル市場が活況だ。SHIBUYA109は初売りから１万人を集め、出版不況のさなかギャル系ファッション...</description>
<dc:creator>bisista_news</dc:creator>
<dc:date>2010-02-15T00:15:45+09:00</dc:date>
<dc:subject>大熊信</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<b>担当者より：</b>ブロガーでギャルマーケットにも明るい大熊信さんに、その動向を人気ブログを通して分析していただきました。ぜひ、ご一読ください。<br>
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<u>配信日：2010/02/03</u><br>
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今、ギャル市場が活況だ。SHIBUYA109は初売りから１万人を集め、出版不況のさなかギャル系ファッション誌は売り上げを伸ばしている。テレビでは益若つばさをはじめ、船山久美子や小森純といったギャル系カリスマモデルたちを見ることが多くなった。彼女たちのブログは数十万PVを集め、毎エントリ100件以上のコメントが寄せられている。現在（2010年１月28日）、amebaブログで並みいる芸能人を押しのけ総合ランキング２位につけているブログ「てんちむのちむちむライフ」の「てんちむ」からギャルブログの今を探りたい。<br>
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これを読んでいるほとんどのかたは、てんちむという奇天烈な名前に聞きおぼえないと思うが、彼女の本名は「橋本甜歌」といって1993年生まれの現在16歳。かつてはホリプロ所属のタレントとして『天才てれびくんMAX』などで活躍し、「カリスマ小学生」と言われていた。その後同い年の「紗綾」から始まったジュニアアイドルブームに乗りグラビアに進出。子供（女子小中学生）から大人（中年男性）まで幅広いようでいてものすごくコアなファン層の獲得に成功する。<br>
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順調な芸能生活を送っていたはずの彼女だが、2007年9月にタレントブログを開設したことで転機が訪れる。純真なジュニアアイドルだったはずの彼女が、根っからのギャルであることがブログにより可視化されてしまったのだ。ブログにアップされたプリクラの中の彼女は派手な豹柄の服を着ていて、「キャバ（クラ）やっちゃうもんねー」と書かれていた。<br>
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古より兄は妹の変化に困惑させられるものだが、イベントなどで「お兄ちゃん」と呼ばれていた大人たちは「妹」の変化受け入れられず大混乱。２ちゃんねる「【永遠のｱｲﾄﾞﾙ】橋本甜歌 【てんかりん】」スレッドは嘆きと怒りにあふれ、ブログもたちまち炎上した。そしてブログは閉鎖され、事務所のHPから彼女の名前は削除された。<br>
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しかし、すぐさま彼女は「CROOZブログ」でブログを再開する。CROOZブログはもともと携帯検索エンジンの会社ウェブドゥジャパン（現在は「CROOZ株式会社」に改名）が始めたブログサービス。PCネットユーザーにはなじみが薄いこのブログサービスは、機能のほとんどをモバイルに特化していて、携帯電話しかインターネットツールを持たない10代の女の子を中心に会員数は400万人にのぼる。<br>
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このブログの再開の時点で彼女は金髪の完全なギャルとなっており、「てんちむ」を名乗るようになる。彼女の使い始めたCROOZブログには、PCでは読むことができない購読者専用日記を書く機能がある。携帯電話でCROOZブログに会員登録し、好きなブログを購読登録することで読むことが可能になる。購読登録すると更新されるたびに携帯にメールが送られてくるというRSSリーダーに近い仕組みだ。CROOZはこの機能で会員数を増やし、また彼女も購読者専用日記をたびたび書くことで興味を誘い読者を増やしていった。<br>
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彼氏のことまでも堂々と書く赤裸々な内容のブログのせいで「大きなお友達」を完全に失ったものの、カリスマ小学生だった彼女の変化を「小さなお友達」はむしろ憧れの対象として支持し、CROOZブログ内のアクセスランキング１位を獲得するまでになった。彼女はCROOZブログにおいて2008年10月から2009年６月、2009年７月から11月と２度に分けてブログを使っていたが、累計PV数は１億5000万近くに上り、１日に平均すると40万以上になる。もはやタレントではない一般人の女の子のブログのPV数としては驚異的だ。彼女のブログの更新を待ちわびて携帯電話のブラウザで再読み込みボタンを連打する女子中学生の姿が想像できてちょっと怖い。<br>
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PVの計算方式はブログサービスによりまちまちで数字をそのまま受け取ることはできないが、この記事を書くにあたってCROOZブログランキングで上位にいる女の子にアンケートを取ったところ、その子のブログにはしばしばさまざまな業者からバナー広告の依頼がくるそうだ。広告料としては大体月５万円前後で、時には10万円近いものあり月30万円を稼いでいるとのこと。けた外れのPVを稼ぎだしていたてんちむのブログにおいては、それ以上の広告力＝人を集める力があったことも想像できる。<br>
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てんちむはその後も喫煙写真をアップしたりと、赤裸々にもほどがあるブログ運営で物議をかもしながらCROOZブログを続けていたが、2009年11月に突如卒業宣言。そして2009年末にamebaブログへの電撃移籍となった。<br>
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サイバーエージェントは早くからギャルマーケットに注目しており、エントリ数に対するギャラを発生させることで各ギャル系雑誌のカリスマモデルといわれる女の子たちのほとんどをamebaブログに呼び込むことに成功した。「GaLMO」というギャル系モデルに特化したブログランキングのカテゴリまでも用意されていて、たびたびモデルとのコラボ商品の企画なども行ったりしている。読者と購買層がイコールで結ばれる最高の広告戦略といえるだろう。その中でサイバーエージェントがブロガー・てんちむに目を付けたのは自然な流れだとは思うが、16歳の女の子との契約に大きなお金が動いたりしたのだろうか……。私自身の収入を鑑みると涙を禁じえない。<br>
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ともあれ昨年末に開設されたてんちむのブログは今現在（2010年１月28日）、たった１カ月で居並ぶ芸能人ブログ、ギャルモデルブログを押しのけ、総合ランキング２位につけるまでになった。１位をとるのも時間の問題だろう。同じく女子中高生に圧倒的支持を受けている<a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/07/news067.html">「前略プロフィール」に関するITmediaの記事</a>では、サービスを提供している楽天の担当者が「なぜ流行ったのか、いまだに誰も理由がわからない」と答えている。<br>
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女子中高生に対するマーケティングの難しさを象徴するような発言だ。彼女のブログがここまで注目される理由を、彼女をずっと追いかけてきた私も正直分析することができない。我々大人たちが首をかしげているのをよそにブログの女王への道を突っ走る彼女の姿と、その彼女を支持して携帯電話を一心不乱にリロードする女の子を想像して震えているだけだ。<br>
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●大熊信（だいくま・しん）<br>
1980年、千葉県出身。ブロガー。<br>
ブログ：<a href="http://d.hatena.ne.jp/die_kuma/">ダイナミック大熊</a>]]>
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